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Nutanix、開発者向け新サービスを発表。 ワークロードのサポートを拡大し、 マルチクラウド時代のIT簡素化を推進。

*本リリースはフランス・ニースで現地時間2017年11月8日に発表されたプレスリリースの抄訳版です。原文はこちらをご参照ください。

コンピュート、オブジェクトストレージ、アプリマーケットプレースを包括する新サービスを通じて、パブリッククラウドのようなエンタープライズ向け 消費モデルがさらに進化。

Nutanix Inc. (本社: 米国カリフォルニア州、創業者兼CEO: Dheeraj Pandey、NASDAQ: NTNX、以下Nutanix) は本日、同社主催の「.NEXT Europe Conference」で、同社のEnterprise Cloud OSソフトウェアに開発者向けの新サービスを追加することを発表しました。マルチクラウド環境ではエンタープライズが提供すべきアプリケーション数が拡大する傾向にあり、今回のサービス拡充はこうしたことに対応するものです。

新サービスの「Acropolis Object Storage Service」、「Acropolis Compute Cloud(AC2)」、「Nutanix App Marketplace」は、アプリケーションの開発チームを対象としており、エンタープライズクラウド環境のほぼすべてのアプリケーションについて、開発・テスト・実行を簡素化します。これらの新機能により、開発者はエンタープライズ・アプリケーションとクラウドネイティブ・アプリケーションの両方を短期間で提供し、新たなITイニシアチブの市場投入までの期間を短縮できます。エンタープライズ・インフラストラクチャーについても、仮想化およびプラットフォームの機能強化を図ることで、パブリッククラウドのような消費モデルへの進化を推進します。

ガートナー社のリサーチディレクター、Elias Khnaser氏はレポートのなかで「企業が望んでいるのは、複数のパブリッククラウド・プロバイダーの持つ最新のサービスを活用し続けることです。しかし、彼らには業務上の正当性を担保する必要があり、第2のクラウドプロバイダーの採用は困難な状況」と記しています。クラウドコンピューティングのアーキテクチャを担当する技術者は、「マルチクラウドのワークロード・アーキテクチャをサポートする管理ツールを選択し、運用プロセスを作成すること」*を推奨しています。

最新の開発者向けサービスとワークロードの拡張

オブジェクトベースのストレージサービス

Nutanixは今後、ビッグデータ分析、データウェアハウス・アプリケーション、大規模なIoT環境の導入など、大規模な非構造化データセットを使用したアプリケーションのサポートを強化していきます。こうしたアプリケーションのデリバリーを最適化するため、Nutanixはデータ管理機能を拡大し、アプリケーション開発者がネイティブサービスとして活用可能なオブジェクトベースのストレージを提供します。この新サービス「Acropolis Object Storage Service」は Enterprise Cloud OSに組み込まれ、Amazon Web Services S3互換のAPIを提供します。これによって、Nutanixを使用するアプリケーション開発チームは、パブリッククラウド・サービスのように、高性能のオンデマンドサービスとしてストレージを使用できます。Acropolis Object Storage Serviceは、単一のネームスペースで数十億個ものオブジェクトを収集・保存・管理することが可能な、高効率のストレージファブリックを実現し、データ保管をはじめ、多様な使用事例に対応します。この新サービスにより、Nutanixはデータオブジェクトの包括的なライフサイクル管理と、クラウドを横断したインテリジェントな階層化に対応した真のマルチクラウドストレージ戦略の基礎を構築します。

コンピュートサービス

Nutanixは、分散型分析ワークロード、大規模フロントエンドWebサービス、Citrix XenAppの導入環境、高度なインメモリ分析など、CPU集約型アプリケーションの提供に関する新機能も発表しました。この付加的なAHV (Acropolis Hypervisor) ベースのコンピュートサービスである Acropolis Compute Cloud (AC2) はNutanixのEnterprise Cloud OSに搭載され、Nutanixベースの導入環境で演算のみのノードをサポートします。ITマネージャーは、アプリケーション開発チームに対して、消費可能なリソースとして演算リソースを提供することで、自社インフラストラクチャーの拡張・縮小を高いコスト効果で柔軟に行えるようになります。これに加えて、スケーリングや管理が困難な高コストな仮想化ソフトウェアから、自社の仮想サーバーインスタンスを解放したいと考えるITチームにとって、AC2は低コストの代替ソリューションとなります。

統合型のアプリマーケットプレース・サービス

Nutanix App Marketplaceサービスは、同社のマルチクラウド・アプリケーション自動化およびオーケストレーション・ソリューションであるNutanix Calmに追加されています。Nutanix App Marketplaceでは、新規および既存のアプリケーションを標準規格に準拠したブループリントを通じて素早く定義し、マーケットプレースにパブリッシュできます。この結果、チームは完全セルフサービスの形態により、アプリケーションサービスを迅速に利用できます。Nutanix Calmでは、事前統合済み・検証済みのブループリントも提供され、これによってKubernetes、Hadoop、MySQL、Jenkins、Puppetといった重要なインフラストラクチャーや開発者ツールの採用を合理化できます。これらのアプリケーション・ブループリントは、アプリケーションチームが迅速に導入できるため、複数のクラウド環境を対象に新たなワークロードを容易に開発・導入できます。

次世代の仮想化とプラットフォームに向けた継続的な取り組み

Nutanixは、最新のバージョン5.5ソフトウェアリリースにおいて、新たなAHV機能とパフォーマンスの強化機能も発表しました。これに伴い、エンタープライズクラウドにパブリッククラウドのシンプルな運用と俊敏性を求める顧客企業にとって、Nutanixの組み込みハイパーバイザーは事実上の選択肢となります。AHVはすでに、直近の4四半期の平均に基づく、Nutanixノードの販売数の4分の1以上でハイパーバイザーとして選ばれており、今回の継続的な投資は、AHVの圧倒的な人気が契機となっています。本リリースでは、仮想デスクトップ (VDI) の導入環境向けに評価の高い技術であるCitrix Provisioning Services (PVS) もサポートされます。また、仮想グラフィックス・プロセッシング・ユニット (vGPU) の統合サポートによって、高解像度の画像処理や3D地理空間アプリケーションなどの高負荷ワークロードにつきものの、複雑なグラフィックスのレンダリングを高速化します。

このほか、最新のSkylakeアーキテクチャをベースとしたインテルCPUにEnterprise Cloud OSソフトウェアが対応し、より迅速なパフォーマンスと高いスケールを実現することも公式発表しました。インテルSkylakeのサポートは、Nutanixブランドのアプライアンス、OEMパートナーであるDell EMCおよびレノボのサーバベースのプラットフォーム、HPEとシスコの認証サーバーが対象となります。新世代のCPUやストレージ技術と、既存の導入環境をシームレスに統合し、高コストな「フォークリフト」アップグレードを排除することで、Nutanixの顧客企業はEnterprise Cloudの導入環境を引き続きスケーリングできます。

こうした進化と、最近発表されたNutanix CalmとNutanix Xi Cloud Servicesは、ハイパーコンバージドインフラストラクチャー (HCI) ベンダーから、Enterprise Cloudソフトウェアとアプリケーションライフサイクル管理ソリューションのリーディングプロバイダーへとNutanixが進化したことを証明し、ITリーダーはマルチクラウドアーキテクチャを設計・構築・管理できます。

*Gartner, “Decision Point for Selecting Single or Multicloud Workload Deployment Models,” Elias Khnaser, April 18, 2017

(以上)