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Mirait Technologies

ケース スタディ 株式会社 ミライト・テクノロジーズ

Before

  • サーバOSのサポート終了が迫り事業継続のため短期間でのシステム更改が課題に
  • サーバが乱立して管理・運用の負担が増大し将来のデータセンター移行を阻害
  • NASによる夜間バックアップ終了せず運用業務に大きな影響が発生

After

  • 1ヶ月でハイパーバイザをプリインストールした本番機を調達し事業継続を実現
  • 20台近くのサーバ類を撤去して運用・管理の負担を軽減し電力消費も削減
  • バックアップのスピードが格段に向上し管理業務の負担を大幅に軽減

サーバOSのサポート終了でシステムの継続性が消失の危機

株式会社ミライト・テクノロジーズ(以下、ミライト・テクノロジーズ)は創業以来50年以上にわた

り西日本最大の通信設備工事会社として、全国規模のインフラ建設から企業のネットワーク構築ま

であらゆる情報通信事業を手掛けてきた。近年はICTソリューション事業や環境事業、海外に通信

インフラを構築するグローバル事業などにも業容を拡大し、「総合エンジニアリング&サービス会

社」として重要な社会インフラを創造している。

事業の足跡と同様に情報システムの歴史も長く、40年程前に小規模な会計システムの構築を

皮切りに、ビジネス環境の変化に応じて必要なシステムを増築していった。その過程でさまざまな

機能のサーバが乱立することとなり、近年は運用・管理の非効率化が大きな課題となっていた。

ミライト・テクノロジーズ 経営企画本部 情報システム企画室長の川端耕司氏は次のように振り

返る。「乱立するサーバをいつかは統合する必要はあったのですが、莫大な費用がかかるためでき

る限り延命させる対応を続けていたのです。しかし、Windows Server 2003のサポート終了が

2015年7月に迫ったことを契機に、サーバインフラの更改に本格的に取り組み始めました」

サポート終了は、同社が過去10年間に構築した10数システムの継続性が失われることを意味

していた。それらをどのように引き継ぐか、川端氏は社会的な責任を痛感する中で、Nutanixの存

在を知ったという。「コンピューティングとストレージが垂直統合で階層化され、分散ストレージファ

イルシステムで大規模な拡張が可能なNutanixは、仮想化技術で更改対象のシステムを収容する

とともに、将来保守切れを迎える他のシステムも維持・管理できるベストな選択になると考えました」

(川端氏)

既存と同様のサーバ構成提案を覆しサーバルームの“断捨離”を決行

「数年前からサーバを統合し、サーバ室の縮小化を図りたかった」と語るのは、ミライト・テクノロ

ジーズ 経営企画本部 情報システム企画室 小林貴子氏だ。

当時は13ラックに物理サーバが100台以上配置され、ディスクの故障が毎月数回は発生するな

ど、なるべく手間をかけない運用を実現することがサーバ仮想化の検討を始めたきっかけでもあっ

た。「今回のプロジェクトのテーマは、サーバルームの“断捨離”でした。乱立状態にあったサーバの

数を減らし、全体的にコンパクト化することで運用の負担を軽減すると同時に、サーバ室の消費電

力も低減させたかったのです」

そう話す小林氏だが、実は仮想化の経験が少なく、更改プロジェクトに多少不安を感じていたと

いう。

2014年10月頃から、複数のSIerにサーバ仮想化と冗長化の提案依頼書(RFP)を提出。その結果、サーバ数台とストレージ、FCスイッチを組み合わせた構成の提案を受け、ラック数本分を占有する形にはなるものの、その構成でほぼ決定していたという。

「そんな中、2015年1月末に仮想化基盤の構築と運用、そして拡張まで1台のアプライアンスで容易に実現できるというNutanixを紹介され、これならラックスペースも最小化し、経験の少ない私でも管理できるという確信を持つことができたのです」と小林氏は打ち明ける。

しかし、年度末までに調達を完了させなければならず、残された時間は少ない。無理を承知でスケジュール調整を依頼したところ、見積から検証機の手配までをわずか1週間で進めることができたという。

検討の結果、Nutanix「NX-1350」の採用が決定し、その1か月後にはハイパーバイザをプリインストールした状態で導入された。2015年5月~7月にかけて、社内の総務系を中心とした共通支援システムと、事業部内部でのデータ共有や社内の進捗管理に活用する業務支援システムに各1台が配備された。「極めてタイトなスケジュールにも関わらず本番機の調達もスピーディーに対応していただき、Windows Server 2003のサポート終了の前にシステム更改を無事に完了しました」(小林氏)

また、ミライト・テクノロジーズ 経営企画本部情報システム企画室 課長の岡田耕治氏も、Nutanixは断捨離に貢献したと同意する。「もし、今回のサーバ更改を従来通り異機種混合のサーバ/ストレージで行っていたらシステム全体を縮小化することもできず、将来的な拡張性にも障害が発生したでしょう。更改前のぎりぎりのタイミングでNutanixという製品を検討することができたことは当社にとって幸運でした」(岡田氏)

一晩かけても終わらないバックアップがスピード向上で最短10分以内に終了

サーバをNutanixに更改し、短期間に仮想環境へ移行できたことでシステムを止めることなく事業継続を実現。サーバの管理は全てVMwareに集約し、一元管理が可能になり安定稼働している。

また、パフォーマンスの向上も顕著になった。従来はバックアップ用NASに夜間を利用してデータをコピーしていたが、最近は一晩かけても終わらないことが起こるなど、運用業務に大きな影響が出ていたという。Nutanix導入後はバ

ックアップのスピードが格段に向上し、最短で10分以内に終了することもあるなど懸念は完全に払拭され、タイムスケジュールにも余裕が出てきたという。

小林氏は、「サーバ室に乱立していた20台近くのサーバとストレージ、ネットワーク類が撤去できたことで、運用・管理の負担が軽減したほか、電力消費が削減し、熱の発生も抑えられたことで、明らかに室温が低下したことを実感

できます」と満足げだ。

一方、川端氏は、「仮想化に初めて取り組む中で、移行時にトラブルもなく完全移管が実現できたことは、Nutanixがうたう“容易な初期構築”が営業トークではなかったことの証明になりました。またその信頼性が確認できたことは、今後控えている他のサーバ更改時も安全に移行できるという確信につながっています」と評価する。

Nutanixの今後の活用について、業務支援システムの一部で、数TBクラスのデータを扱う常時アクセスが必要なファイルサーバのストレージ増強にNutanixの大容量ストレージモデルの「NX-6035C」を活用する予定だ。

また、将来、関西圏における地震などの広域災害対策として、東京サーバ室にもNutanixを配備し、事業継続マネジメントの実施を行うことも視野に入れている。これは、単に緊急時の備えだけではなく、平常時も本番環境の検証用やシンクライアントの検証環境として利用し、無駄なく有効に活用したいとの考えに基づくという。

サーバ更改プロジェクトを振り返り、岡田氏は、「今回初めてNutanixを導入しましたが、当初の予想よりアーキテクチャとしての技術力が高く、サポート体制も整っていて、短期間で調達できるサプライヤーとしての影響力やソリューション全体の幅の広さに驚かされました」と感想を述べる。

 

Nutanixは、次世代のエンタープライズ コンピューティング向けのインビジブル・インフラストラクチャを提供することにより、IT部門の地位を向上し、本来の業務であるビジネスに役立つアプリケーションとサービスに集中できるようにします。同社のソフトウェア主導によるXtreme Computing Platformは、コンピューティング、仮想化、ストレージを単一ソリューションにネイティブに統合し、データセンターの簡素化を推進します。Nutanixを利用することで、お客様は予測可能なパフォーマンス、直線的な拡張性、クラウドのようなインフラストラクチャの利用によるメリットを得ることができます。詳細については、www.nutanix.jpをご覧いただくか、Twitterで@nutanixをフォローしてください。